法話366

生まれる尊さ(二)

東京・東京女子医大医師 大内広子

心臓とか、ジン臓とか、そして糖尿病、そういった合併症を持った方のお産が多いのですが、そういった人たちが、絶対お産をしてはいけないとは、女には言えないと思うんです。
やはり女の人が結婚して一番のことは、子供を産みたいという本能があることだと思うんです。それを私は医者として、少しでもお手伝い出来たらと思うんです。
先日も、私は、ジン臓が悪くて、人様のジン臓をもらって、しかも、おなくなりになった方のジン臓をもらったわけです。そしてそのジン臓がうまくくっついて、いい機能をしていたんですが、そして、妊娠したのです。一回目は流産をしてしまいましたが、二回目は妊娠し、途中で、おなかが、大きくなりすぎるので、双子かな、と思っているうちにやはり双子だったのです。
途中ちょつと肺炎を起こしたりいたしましたけど、ふたりのお嬢ちゃんを生みました。無事退院したのですけど、とっても元気です。そしてご主人も、うれしくてうれしくて、とっても喜んでいたのです。やはり元気な赤ちゃんを産んでいただくことが、私たちのよろこびです。

法話367挿絵

法話365 トップ 法話367