お盆提灯Q&A

「お盆はどうしたらいいの?」

お盆の行事は、全国共通ですが、お盆の迎え方は地域によって違います。盆提灯も地域によって形が違うことがあります。お盆はその地方固有の伝統に根差した大切な行事です。初めてお盆を迎える方は、その土地の知り合いに聞いて、その土地の習慣に合せるのが一番でしょう。また、お寺さまにお伺いするのも良い方法です。

「盆提灯はどうして飾るの?」

ご先祖さまは迎え火の明りを目印に戻るといわれています。盆提灯は迎え火の代わりとして灯すものです。また、盆提灯は、お世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
お盆のお供えは、提灯が最高のものです。お供えの提灯が多ければ多いほど故人が周囲から慕われていたことを示すものです。

「盆提灯はいつから飾ったらいいの?」

お盆提灯には迎え火、送り火の役目があるのでお盆の月の13日夕方に点灯し、16日夕方に消します。その間ずっと点灯しておく必要はありません。また、実際には7月(8月)入ると同時に盆提灯を飾ることが多いです。

「盆提灯はどうやって選べばいいの?」

自分の好みではなく、先方の都合と自分の予算、また先方が飾られる場所や広さを考慮して、選ぶのが良いでしょう。

「新盆は白い提灯以外は買っていけないの?」

49日の忌明け後に初めて迎えるお盆を、「新盆」といいます。新盆の時には、無地で白木地の提灯を使うことが関東地方では多いようです。
新盆用の吊るす提灯を1個飾り、他に絵柄の入った提灯をお飾りします。一般的に新盆用提灯はご家族の方が購入し、その他の盆提灯は親戚・兄弟・知人の方々が贈っていましたが、最近では盆提灯を置くスペースなどを考えてご家族の方が全て揃える事が多くなっています。

「親類じゃないと盆提灯を贈っていけないの?」

盆提灯は、故人の供養だけでなく、お世話になった方の感謝の気持ちを表すものですから、提灯を贈るのは大変良いことです。

「盆提灯は宗派で違うの?」

特別には宗派別の提灯はありません。仏教でしたらどの提灯も使用できます。むしろ、地域的に使用する提灯が多少違う傾向があるようです。

「盆提灯は、亡くなった人がなければ飾っていけないの?」

提灯はご先祖さまの為のものです。本来亡くなった人だけの物ではありません。ご先祖さまを供養し、仏さまに感謝することで家族の幸せを願うわけですから提灯を飾るのは大変良いことです。

「葬儀に使用した提灯をお盆にも使用してもいいの?」

提灯には、特に葬儀用、お盆用といった区分はありません。故人の霊を慰め感謝の意を表す意味で、どちらの提灯も役割はかわりません。
しかし、一方では葬儀の提灯は、故人の魂が安らかに成仏する事を願うためのもので、盆提灯は、仏さまになられた故人を含むご先祖さまをお迎えし、お送りする為のものだから、区別したほうが良いという考えが多くなっています。

「盆提灯の飾る場所は決まっているの?」

新盆用提灯は初めて故人が家に帰るための目印として、玄関の軒先や窓に近い場所に飾っていましたが防犯上の心配もあり、今では仏壇の置いてある部屋(仏壇の前)に飾る事が多くなっています。
その他の盆提灯は仏壇を真中にして両側に一対以上飾ります。しかし、左右どちらかに壁などあったりスペースの問題がある場合には、片方側に1個だけ置く事もあります。一個にして良いものを飾りたいという人も多くなっています。

「盆提灯は毎年飾るものなの?」

毎年、お盆にはご先祖さまが帰ってきます。その時の迎え火・送り火の役目を果たすものですから、毎年飾ります。ただ、たくさん頂いた盆提灯を全部飾るのは大変ですから、2〜3年後には気に入った提灯だけを飾る方もいます。