法話018

お盆の精神継承を (今日一日の生き方大切に)

本願寺派福井別院輪番 浅野善乗

今、生命あるはありがたし(一)

おかげさまで今年も無事お盆を迎えられました。限りないお恵みをちょうだいして、ほんとうに幸福なことであります。

先祖・先輩の大きなねがいにはぐくまれ、終生真実を求め、真実を愛し、真実に生き抜かれた親鸞聖人の生き方に学ばれた、大きな親の遺産を恵まれた、今の自分をみつめたとき、これでよいのだろうか?おぼつかない今日までの歩みが深く反省させられます。

法話018挿絵

お盆の仏事をご縁に一層聞法に精進させていただき、二度とない私の人生を、力いっぱい強く明るく生き抜かせていただきたいと、ねがわずにはおられません。

日本でのお盆の仏事は千三百年に近い伝統行事として、民族の心に明るさと豊かな人間関係を培ってきました。このようなお盆の仏事が単なる形式的な行事のみで終始せず、その精神を継承してこそ、一度限りの今日一日のほんとうの生き方ではないでしょうか。

一生涯に一度しか通れない今日の道、大丈夫でしょうか、やり直し・歩み直しのでき得ない一期一会です。今日の生命を大切に。「別れても同じ仏の慈悲の中みなを称えてよびつよばれつ」

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